夏休み限定の水族館無料入場と展示品のPDF案内を、同じQRクラウドで運用したい相談事例

日本の水族館の入口受付で、保護者がスマートフォンに表示した子ども用QRコードを提示し、スタッフがバーコードリーダーで読み取っている。隣に小学生と中学生の子ども、カウンターにノートPC。背景に青く照らされた水槽と来場者。実在施設名、企業ロゴ、氏名、読める文字なし、横長16対9の自然な写真品質。
提案内容に基づくイメージ画像。実際に採用された読み取り機器は未確認。

夏休みの間だけ使える無料入場用QRコードを発行し、期間内は何度でも来場できるようにしたい。さらに、館内の展示品についてPDFで案内したい。今回は、水族館や美術館など、地域の施設の企画運営を行う会社から寄せられたご相談です。入場受付と展示案内という異なる用途を、同じキューRクラウドで扱う方法をご提案しました。

この記事について

初回の相談・打ち合わせで確認した要望と、ハネソルの回答を紹介しています。その後の導入、イベントの実施結果、採用機器は確認していません。

1. 地元の小中学生へ、夏休み中の水族館無料入場を企画

相談元は、水族館や美術館をはじめとする地域の施設を中心に企画運営を行う会社です。地元の小中学生を対象に、夏休み期間中に水族館へ無料で入場できる企画を検討していました。

利用は1回限りではなく、期間内であれば何回でも可能にしたいという要望でした。申込者にQRコードを発行し、入口で読み取る基本的な受付に加え、夏休み以外の期間には使えないようにする必要がありました。

2. キャンペーンページからWebフォームへ誘導し、メールで配布

現地で初めて登録する方式ではなく、運営会社のホームページに設けるキャンペーン・イベントページから申し込む想定です。そのページに、キューRクラウド側で用意したWebフォームへのリンクを設置します。

入力を行うのは保護者です。子ども1人について1回フォームを送信し、その人のQRコードをメールで配布する方法をご案内しました。保護者自身も登録する場合は、保護者についても別途フォームから登録できます。ただし、保護者の登録が無料入場の対象になるという意味ではありません。

複数人は、同じフォームから1人ずつ登録する

今回ご提案したのは、一つのフォームで人数分の入力欄を増やす方式ではなく、同じフォームを必要な回数だけ使うシンプルな方法です。たとえば子ども2人と保護者1人を登録する場合は、それぞれについて計3回登録します。

  1. 保護者が運営会社のキャンペーンページを開く。
  2. ページのリンクからキューRクラウドのWebフォームへ進む。
  3. 対象者1人分を入力して登録する。
  4. メールで配布された個別QRコードを、来場時に提示する。
  5. 他の人も登録する場合は、同じフォームから別途登録する。
日本の家庭の明るいリビングで、保護者がスマートフォンから水族館イベントの事前登録フォームに入力している。近くで小学生の子どもが楽しみに見守っている。スマートフォン画面は1人分の入力欄を表す抽象的な枠のみ。氏名、メールアドレス、施設名、企業ロゴ、読める文字なし、横長16対9の自然な写真品質。
保護者が来場前に登録するイメージ画像

3. 有効期間を設定し、期間内は何度でも使えるQRコードにする

お客様からは「夏休みの間だけ有効にし、それ以外は使えなくできるか」という質問がありました。ハネソルからは、QRコードの利用に開始・終了の有効期間を設定できると回答しました。

今回の企画では日付単位での期間設定を想定しています。設定の仕組みとしては時刻まで指定できます。開始前や終了後に読み取った場合は、読み取り側の画面に有効期間外のエラーを表示する方法をご案内しました。

期間 ご案内した動作
有効期間の開始前 読み取り側に有効期間外のエラーを表示。
有効期間内 同じQRコードを何度でも利用して入場を記録。
有効期間の終了後 読み取り側に有効期間外のエラーを表示。

ここで制御するのは、キューRクラウドで読み取った際の受付処理です。QRコードの画像が消えるのではなく、有効期間に応じてシステムが利用可否を判断します。

4. 読み取り方法は、スマートフォンとPC+バーコードリーダーをご案内

QRコードの読み取り機器については、スマートフォンでも、PCとバーコードリーダーの組み合わせでも対応できると回答しました。

スタッフが来場者と対面で1人ずつ受け付ける場合は、手元のスマートフォンで対応できる利便性があります。一方、短時間に大勢の来場者を次々と受け付ける場合は、これまでの運用経験から、PCとバーコードリーダーの組み合わせをお勧めしました。

方法 相談で説明した選び方
スマートフォン 手元の端末で始めやすく、スタッフが対面で読み取る受付に適している。
PC+バーコードリーダー 短時間に多くの人を連続して受け付ける場面で検討する。

実際の受付速度は機器や現場の手順によって変わります。今回、最終的にどちらを選んだかは確認していません。

5. 入場記録と、館内人数・人数制限は別に整理する

今回の基本的な記録対象は入場のみです。退場時の読み取りは行わない想定のため、何時間滞在したかを計測する運用ではありません。

打ち合わせでは「今、入場している人は何人か」「一定時間の中で人数を制限できるか」という質問もありました。ハネソルからは、人数制限を設計するには、どの時間帯を対象に、何を基準として、どのように制御するかを確認する必要があるとお伝えしました。

現在の館内人数を把握するには、入場だけでなく退場や滞在状況を把握する仕組みが必要です。一方、一定時間内の新規入場者数を制限する場合は、時間帯と上限人数などのルールを決める必要があります。

人数制限は要件確認の途中

具体的な運用ルールや採用仕様は決まっておらず、その後の実施状況も未確認です。本記事では、館内人数の把握や人数制限が導入されたとは記載していません。

6. 展示品のQRコードから、詳細なPDFを案内する提案も

入場管理に加えて、展示品の詳細情報をPDFで配布する方法についても相談がありました。ハネソルからは、QRコードのデータとPDFを紐付けるリダイレクト機能を利用する方法をご案内しました。

展示品の前に案内用QRコードを設置し、来場者が自分のスマートフォンで読み取ると、紐付けたPDFを閲覧できます。PDFの表示方法は、利用者の端末やブラウザによって異なります。

QRコードの用途 読み取る人・場所 目的
来場者ごとの入場用QRコード 受付スタッフが会場入口で読み取る。 誰がいつ入場したかを記録する。
展示品ごとの案内用QRコード 来場者が展示品の前で読み取る。 展示品に対応するPDFを閲覧する。

同じプラットフォームを使いますが、来場者を識別する入場用QRコードと、PDFへ案内する展示品用QRコードは別に用意します。

日本の水族館の展示水槽の前で、保護者と小学生の子どもがスマートフォン上の展示解説PDFを一緒に見ている。水槽の脇にQRコード付きの小さな案内札。スマートフォン画面には魚の図と抽象的な文章の線のみで読める文字なし。青い水槽の光と穏やかな雰囲気、実在施設名、企業ロゴ、個人情報なし、横長16対9の写真品質。
展示品のQRコードからPDFを閲覧する提案のイメージ画像

7. 入場管理と展示案内を、同じサービスで扱える点に関心

お客様には、期間限定の入場管理に加え、展示品のPDF案内も別のサービスを使わずに対応できる点にメリットを感じていただきました。

今回の相談では、事前登録、メールでのQRコード配布、有効期間内の繰り返し利用、入口での入場記録という流れをご案内しました。さらに、展示品ごとのQRコードとPDFを紐付ける用途もご紹介しました。

その後の追跡は行っていないため、本事例は相談・提案段階の内容です。導入済みの事例や、受付効率・利用者満足度などの効果が確認された事例としては扱っていません。

期間限定の入場受付と、QRコードによる展示案内をご相談ください

申込方法、有効期間、繰り返し利用のルール、受付機器を伺い、運用を整理します。入場管理とあわせて、PDFなどの案内情報をQRコードから提供する方法もご相談いただけます。