ハネソル株式会社
QRコードを使った進捗・配送・現場管理と見える化_ハネソル株式会社

製造業におけるトレーサビリティへの活用

1. 書類や製品にQRコードを付与して今どこにあるかを見える化

日々の業務の中で、こんなことで困っていませんか?

  • 該当物が今、誰の場所で作業中なのか行方不明になりがち
  • 紙でのチェックリストやエクセル表で進捗を管理しているが管理しきれない
  • モノの移動や作業履歴を追跡する方法がわからない
  • 現場の進捗状況がリアルタイムで簡単に把握する方法を知りたい

宅配便のような、製造・物流・工事・保守点検・配送など、今、どこにあるのかを知るには、スタンプラリーのような考え方による管理方法を提案します。

特に、モノや情報が移動する業務では、「いつ」「誰が」「どこで」「何をしたか」を記録・把握できる仕組みとして、QRコードを使う方法がオススメです。

誰がいつどこで作業したのか、記録が残っておらず確認に手間がかかる

例えば、管理したい対象物にQRコードを貼りつけて、それぞれのチェックポイントでQRコードを読み取ることで、タイムスタンプのように記録ができれば、いつでも管理画面から一元的に見える化できれば、これらの問題は解消できます。

本ページでは、QRコードを使ったシンプルで柔軟な管理手法が「現場の見える化」について解説します。

2. 現場の見える化のイメージ

縦軸を製品番号、横軸を記録地点によるテーブルで表現

見える化の具体的なイメージは、縦軸(行)に監視したい対象データを並べます。横軸(列)に記録する地点情報をテーブル表示します。これにより、各ポイントでQRコードを読み込み打刻を行い、全体結果を一覧表で見える化するイメージとなります。

縦軸を製品番号、横軸を記録地点によるテーブルで表現

QRコードを読み取るだけで自動で打刻されれば、現場作業される方への負担も少なく、円滑に進捗状況の把握が実現できます。

QRコードなら現場の負担も少なく、円滑に進捗状況の把握が実現

QRコードを読み取る操作から打刻できる内容は、「どこのチェックポイント」で、「いつ(時刻)」、「誰」が行ったのか電子スタンプとして記録されます 。

打刻情報は即時クラウド上に記録されますので、管理者もリアルタイムに対象製品が「いつ」「どこ」が見える化されますので、工程遅延時などの対策も打てるようになります。

3. キューRクラウドとは?

エクセル感覚でQRコードの管理・進捗記録ができるクラウドサービス

「キューRクラウド」は、エクセル感覚の操作性を活かして、誰でも簡単にQRコードの作成とデータ管理・進捗記録ができるクラウドサービスです。

特徴は、エクセルやCSV形式のファイルをそのままアップロードするだけで、1行=1データとして即座にQRコードを発行できるところです。発行されたQRコードをスマートフォンで読み取ると、現場の作業者や担当者が簡単にデータの確認や記録・編集を行うことができます。

製造現場での進捗管理

キューRクラウドの主な特長

1行単位にQRコードを自動生成

エクセルの1行ごとにQRコードを割り当て、現場の「モノ」や「書類」に貼り付けるだけで、それぞれを固有に管理。

スマホから簡単にデータ確認・更新

QRコードを読み取ると、該当データがスマートフォンに表示され、その場で編集・記録が可能。打刻ボタン・署名・位置情報・写真など多様な入力形式にも対応しています。

データ形式も柔軟に対応

テキスト、数値、日付、選択式、チェックボックス、ファイル添付(画像・PDF)まで、業務に合わせたカスタマイズが可能です。

操作はすべてエクセル感覚

管理者画面は、エクセル表のような直感的な一覧表示と編集操作が可能。既存の業務フローを崩さず、すぐに導入できます。

キューRクラウドの案内ページ

キューRクラウドは、これまでITツールの導入にハードルを感じていた企業・現場にもフィットするよう設計されています。

「エクセルは使えるけどシステムは苦手…」という方でも、QRコードと表形式の操作だけで、本格的な業務データ管理が可能になります。

4. 進捗管理・トレーサビリティでの活用シーン

キューRクラウドは、「エクセル+QRコード」というシンプルな仕組みで、現場の情報を記録・蓄積・見える化することができます。

「進捗管理」や「トレーサビリティ(履歴管理)」が必要とされる製造・物流・建設・保守点検業務での導入ケースを紹介します。

具体的な運用イメージは、製造管理番号やユニークな文字列等の空のデータを事前に用意し、各QRコードをあらかじめシール等印刷しておきます。必要時にシールに印刷したQRコードを管理したい現物に貼付してからスタートとなります。

活用シーン1:製造現場での進捗管理

各製品や部品にQRコードを貼り付け、作業工程ごとにQRを読み込むことで「いつ・誰が・何を行ったか」を自動記録。紙のチェックリストでは追いつかなかった、リアルタイムな進捗確認が可能になります。

  • 製造1課で部品取り付け → QR読み取り+打刻
  • 製造2課で検査完了 → QR読み取り+打刻
  • 完成品保管 → QR読み取り+写真添付

製造現場での進捗管理

活用シーン2:物流・配達の追跡記録

配送品にQRコードを添付し、受け渡しや中継地点での読み取りにより打刻を実施。紙の納品書や手書きチェックに頼らず、スマートフォンひとつで所在状況を一元管理できます。

シンプルなスタンプラリー操作で、確実な証跡管理を実現します。

  • 拠点A 出荷 → QRコード打刻
  • 拠点B 中継 → GPS+サイン記録
  • 拠点C 納品完了 → 配達担当者の署名+写真添付

物流・配達の追跡記録

活用シーン3:現場ごとの作業・点検・検収の記録

建設現場や保守点検のように移動や場所が変わる業務では、記録漏れや属人化が課題です。

キューRクラウドでは、点検対象や場所にQRコードを貼り付けておくことで、誰がいつ対応したかの履歴が残せます。

  • 建設箇所にQRコード → 点検時に読み取り、異常なしチェック+サイン
  • 工事エリアにQRコード → 作業前・作業後に写真とメモ入力
  • 社内備品の貸出 → QRコードで「貸出」「返却」履歴を打刻

物流・配達の追跡記録

すべての履歴がクラウドに自動保存・共有

QRコードを読み取り操作で、「記録が残る」「履歴が追える」「今が見える」環境が整います。

さらに、管理者はクラウド上からリアルタイムにデータを一覧で確認・検索・ファイル出力も可能です。

「現場にシステムを入れるのは難しい」と考えていた企業でも、キューRクラウドならすぐに使えて、すぐに効果を感じられる仕組みを実現できます。

5. エクセル操作感で誰でも使える理由

ITシステムに不慣れな方でもすぐに使える設計

ITシステムに不慣れな方でも「キューRクラウド」ならすぐに使える設計が最大の特長です。

特別なアプリのインストールも、複雑なマニュアルも読む必要ありません。

エクセル感覚からのデータ入力と、QRコードの読み取り操作で現場の情報管理が始められます。

Excelをそのままアップロードするだけ
普段お使いのExcelファイル(またはCSV形式)をそのままアップロード
1行1データの構造でクラウド上に反映、1データ単位でQRコードが自動発行
特別な設定やシステム構築はいりません
フォーマットはテンプレート不要で自由設計(最大20カラムまで対応)

エクセル感覚のデータ入力

「表形式」による見慣れた操作画面
管理画面は、「表」によるデータ画面構成
行の追加・削除、フィルタ、並べ替えなど、エクセルに近い操作感で直感的に使えます
現場スタッフや事務担当者でも戸惑わず、すぐに業務に活用できます

「表形式」で見慣れた操作画面

多様な入力形式に対応(ノーコードでカスタマイズ)
データ枠は初期値は1行テキストボックスですが、必要に応じて「日付入力」「選択式」「チェックボックス」「打刻ボタン」など、用途に合わせた形式に自由に設定変更できます。
データ項目 入力形式例
作業完了日時 日付カレンダー選択
担当者確認 チェックボックス
現場状況報告 テキスト+写真添付
サイン記録 手書き署名パッド
位置情報 GPSを自動取得
スマートフォン1台で記録も編集も完結
QRコードをスマホで読み取ると、その場でデータが表示され、更新や入力が可能。
ボタン一つで「今」の情報を追加記録できるため、現場作業中でも負担になりません。

スマートフォン1台で記録も編集も完結

受信可能はメールアドレス1つですぐに始められます
アカウント作成後、無料プランにてお試しできます
社内研修不要。操作画面はシンプル&日本語対応
スモールスタート → 拡張利用へのスムーズな展開が可能

システムの専門知識がなくても「現場で日常的に」正確で最新の情報を記録・共有できる現場発の情報管理ツールです。

「システムの専門知識がなくても」「現場で日常的に」正確で最新の情報を記録・共有

6. よくある質問とその答え(Q&A形式)

Q1. 特別なシステム開発やサーバは必要ですか?

→ いいえ、ブラウザだけで完結します。社内ネットワーク内でもOK。

Q2. データが多くなっても大丈夫?

→ 数万件レベルでも問題なく管理可能です。検索機能も標準搭載。

Q3. 位置情報やサイン、写真も残せる?

→ はい、スマホから操作できます。

7. 導入シナリオと効果の見える化

キューRクラウドは、単に「QRコードを発行できる仕組み」ではありません。

従来のアナログ管理を、現場主導でデジタルに置き換えることで、「時間の削減」「記録の正確化」「状況の見える化」という効果を、無理なく実現できます。

Before / After:業務フロー比較

業務フロー図「紙ベース → QRベース」変化の比較

Before(紙・口頭)

  • 作業チェックは紙のチェックリストに手書き
  • 担当者や日時の記録が曖昧/書き忘れ多数
  • 進捗状況の確認は口頭での報告に依存
  • 記録の集約・報告書作成に毎回時間がかかる

After(キューRクラウド導入後)

  • 各工程にQRコードを貼付し、作業時にスマホで読み取るだけ
  • 「誰が」「いつ」「どこで」作業したかが自動記録(タイムスタンプ)
  • リアルタイムで進捗一覧が画面で確認可能
  • 紙・手書き・口頭のトラブルを大幅削減
項目 従来 キューRクラウド導入後
作業記録時間 1項目 約1~2分(紙+転記) 約5秒(QRスキャン+ボタン)
管理者の集計時間 毎日1時間以上 約5分で画面確認/CSV出力
記録ミス・抜け 頻発(記入忘れ/文字不鮮明) 操作ログ自動保存で記録漏れなし
進捗把握タイミング 遅延が発生 リアルタイムで社内全員が共有可能

導入企業での活用例

事例1:製造業(某精密部品メーカー)
生産工程ごとに部品へQRコード貼付
作業ごとに打刻ボタンで履歴を記録
作業者ごとの工程時間や遅延分析も可能に
導入初月で紙管理の作業時間が30%削減

各工程のタイムスタンプ記録例(「出荷地点 → A地点 → B地点」など)

事例2:物流倉庫(在庫管理)
パレット単位でQRコード管理
荷受け/格納/出庫の3工程をスマホで記録
外注スタッフも直感操作で対応可能
夜間帯の記録漏れゼロに改善

管理者の画面で一覧表示されている進捗状況

管理者にとっての利点も多数

  • 現場から自動で情報が上がってくる
  • ダッシュボードでリアルタイムに状況把握
  • CSVエクスポートやPDF出力で報告業務も簡単
  • 運用ルールに合わせて入力項目を簡単に変更可能

今ある業務フローをそのまま活かしつつ、情報の流れだけを“スマート”に置き換える。それがキューRクラウドの導入効果です。

8. QRコードを使ったタイムスタンプで進捗見える化

キューRクラウドは、50件までのデータなら無料プランで現場の情報管理や進捗記録をお試しいただけます。

トレーサビリティを「簡単・確実・可視化」
物品や工程にQRコードを貼り付けるだけで、それぞれの履歴を一元管理
スマートフォンを使って、その場で記録・更新・確認が可能
管理者はクラウド上でリアルタイムに状況を把握、過去の記録もすべて閲覧・出力可能
従来の紙・口頭・手作業による情報管理の煩雑さから脱却し
「見える化」と「履歴の蓄積」を誰でも簡単に始められます。
小さくお試しスタート、良さそうなら本格スタート
無料プランで登録されても弊社から営業メールは送信しません
今あるExcelやCSVファイルをアップロードするだけで、すぐに運用を始められます。
最初は無料でお試しできる50件以下の少数データから試してみてください
現場の一部工程からスモールスタート
操作に慣れたら、他部署や他業務へと展開
誰でも、どの現場でも、段階的に導入可能な柔軟な設計です。

「QRコード+エクセル感覚」で誰でも簡単に実現できるクラウドサービス

「社内で使えそうだ」「一度試してみたい」と思っていただけた方は、ぜひ、お気軽に問い合わせフォームからご連絡ください。

弊社ハネソルでは、「今の現場に合った業務管理の形」を、一緒に考え、形にしていきます。

最後までお読みくださりありがとうございます。